「F1の荒法師」 ナイジェル・マンセル (最終回)

一転,CARTに出場、チャンプに

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そのひとつの結果であろうか、ナイジェル・マンセルは1993年、つまりチャンプになった翌年、アメリカのCARTに出場しているのである。そしてチャンピオンに。

94年シーズンも途中までCARTで戦い、セナ亡き後ウイリアムズ・チームで4戦、翌95年はマクラーレン・チームのマシンにも乗っている。

そしてシーズン途中のスペイン・グランプリを最後に、16年間のF1(CARTも含む)生活にピリオドを打ったのである。

マンセルの一見不可解とも思われる行動は、巷間いわれたプロスト、そしてセナとの確執。各チームの待遇を巡っての相違。etc....それらもあったかも知れない。

いずれにしろ、レース界を引退したマンセルは、プロドライバーにならなかったらプロゴルファーになっていただろう、というほど好きなゴルフの道を選んだ。

現在は、イギリス・ウッドベリーにある広大なゴルフ場のオーナーで、世界一のゴルフ場にするため頑張っている。

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ロータス、ウイリアムズ、フェラーリ、マクラーレンの名門F1チームで、「荒法師」の異名を頂戴するほどの激しい走りで、存在感をアピールしつづけ、世界にファンを数多く作ったマンセル。マンセルの前にマンセルなく、マンセルの後にマンセルなし。この言葉がピッタリとする名ドライバーのひとりである。

F1とCART両方のチャンピオンになったのはマリオ・アンドレッティ、エマーソン・フィッティパルディ、ジャック・ビルヌーブ、そしてナイジェル・マンセルの4人であることを付け加えておこう。  (一部・白井景著[F1もの知り大百科」から転載)

(完)

ナイジェル・マンセル:出走187戦、優勝31回、チャンピオン1回

モーターレーシング歴史館より

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英F3を走る2人の息子、レオ、グレッグと(2007年):写真は「autosport.com」より

全開 マンセル自伝

Ayrton Senna&Nigel Mansell  British GP July 14th 91`



この記事へのコメント

2008年02月27日 22:09
お久しぶりです。
もう更新はないのかとがっかりしていました。
好きなドライバーという訳ではありませんでしたが彼の存在感は大きかったですね。
2008年03月01日 01:09
lotus49fordさん、お久しぶりです。
忙しさにかまけて、気が付いたら半年以上更新していませんでした。
マンセルのような個性豊かなドライバーは、今の時代には、もう出てこないのかなという気がします。
不定期ですが、これからも少しずつ更新していければと思っているので、よろしくお願いします。

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